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親方のブログ
左官が嫌いです。
「名は体を表す」そうです。
「美容師」 美しい容姿を作る師。おお、これすごい名前だねw
「警察官」 ・・・・難しぃなw 警戒して、察して未然に事を防ぐ的な意味かな。
「F1レーサー」 F1に出ることのできるレーサー(運転手)
「歌 手」 歌い手。歌う人
「左 官」・・・・これなんなんでしょう?体を表しているの?
全然“左”由来ではないしw
光るどろだんごイベントの時に、「左官屋さんというお仕事を知っている人!!」と聞きますと、親子200人くらいいても知っているのはほんの数人(1人か2人)そのあとに、こうやって壁を作る人を指すんだよ。という事、どろだんごにも使う”土”で壁を作る人。のことを左官と呼ぶんだよ。
という説明をします。
全然便利でないこの職業名「左官」
新サイト構築の時にも、多くの方に理解しやすい名前を考えましたが、いまいちピント来ない。
そもそも「左官屋」とは、どんな仕事を指すのか、私もわからなくなってきましたw
そんな時に見かけたのがこの動画。
まあ、ちょっと見方を変えると原始的ですが、僕はここにテクノロジーの起源があると思うのです。
こんなことを発端にして今の社会があるから、”工夫”にテクノロジーが宿っていると思う。
テクノロジーの本質がわからないとテクノロジーに生かされてしまいます。
多分、そんなテクノロジーの奴隷になるのが嫌な人たちが、自分の幸福度を高めるために、わざわざ自分で、職人のようなこと(DIY)を
したり、こういった動画がUPされるのだと思うのです。なるほど、職人やっているとなかなか気づかない幸福度かもしれないw
左官という職業の本質ってなんですかね。。。
左官の向こう側にある言葉って、なんだろうね。
ちなみに、私のSNS(facebook・インスタ)は、沢山のいいね!を左官屋さんからいただきます。ありがとうございますm(__)m
半面、社会に届いていない!と落ち込んだりもします。左官と社会を結ぶ言葉ってなんでしょう。。。
左官にこだわるとそこが見えてこない気がして、故に左官という「カテゴライズ」が嫌いであります。