３月もあともうちょっとになりましたね。
春がもうそこまで来ています。
別れと出会いが交錯するこの季節は、寂しさだったり期待であったり、
なんかソワソワしてしまいますね。
新しい芽吹きとともに、未来に花咲かせていきたいものです。

さて、弊社左菊では、アドリブ左官なるものを販売しております。
前回の記事の私の自宅ガレージもアドリブ左官で施行しました。

なんでしょう？このアドリブ左官って・・・・

弊社のお客様は結構拘り（こだわり）の強い方が多いので、いろいろ左官の事、土壁・漆喰・珪藻土の事などを
調べているうちに、弊社にたどり着くようです。

素材にこだわるので自ずと仕上げ方にもこだわりがある方が多く、とても勉強されている方が多いのです。
例えば、「本当はストローベイルで家を作りたかった」というお客さまがおられたので、
漆喰で、ストローベイル風に仕上げられないかな。。。と思案してこんな風になりました。
（※ストローベイルとは、藁を圧縮してブロック状にしたものを積み上げて作る、建築様式）

藁のブロックを漆喰で覆い隠すよう。という雰囲気を作りました。
ものづくりの醍醐味とは、このこうしたい！というゴールに向かってどうしよう？
を考えることだと思うのです。

そうやってお客様と作っていくと楽しいですよねｗ
作りてと住まいての共同作業なんですよね。私達技術者だけ存在しても、
壁は創れないのです。

なので、そのお客様の要望とか願望にたいして、私どもの持っている技術で
その瞬間、瞬間を形にしている。音楽でいうとこの、アドリブ（インプロビゼーション）
で作るのが、このアドリブ左官なのです。
左官壁ができることの一つですね。表現が無限なので。

もう一つが、鎌倉のデザイン会社、クスクスさんの現場。
川崎、宿河原にありますクラフトビール専門店。「beer　switch」さん
クラフトビール専門店という拘りから、壁も大麦にちなんだもの。ということで
土壁に大麦を投げつけて・・・・
それだけじゃ、つまらないから大麦を練り込んで壁にして、わざとひび割れをおこさせて、息吹も表現しよう。
その出来上がった壁にあるポケットからは、大麦の穂も飾ってあります。

そんな感じで、暮らしの彩の一端を担う、素敵な壁創りをプロデュース・施工しております。

例えば、建築会社様の建築スタイルに合わせた壁も創りますし、店舗改装の時にもお店のコンセプトに合わせた
壁を創りますので、お気軽にお問合せ下さい(^^ゞ