鈴木一史 代表取締役 / 左官職人
横須賀市 sho-farmさんでかまど作りワークショップを開催しました
- ワークショップ

農園で実際に煮炊きする、かまどをみんなで作る
横須賀市にあります、自然農園のsho-farmさんで、もともと使っていたかまどの傷みが激しくなり、作り直すことになりました。
作業工程を参加者のみなさんにも共有して、どうやって土からかまどが出来るのか?をみなさんと一緒に作りながら学びました。
作る工程を知ることで修理が自分達で出来る
耐火モルタルなどで作ったかまどなどは、損傷した時にメンテナンスが難しい。
土でつくったかまどは、水で土がもとの柔らかい土に戻るのでメンテナンスもしやすい。
作る工程を知ることで、自分たちで維持管理が出来るようになる。
土、砂、藁を混ぜて枠に詰め込みレンガを作る
土、砂、藁を足で踏みよく混ぜ合わせた後、木で作った枠に土を押し込み
レンガ状にして乾燥させます。
木の枠に土を詰め込む
作成した枠に、土をよく詰め込んでレンガ状にします
型から抜き取って乾燥させて、日干しレンガが完成します
乾燥したレンガを積み上げかまどを完成させる
乾燥させた日干しレンガを積み上げ、最後に土で塗りまわして完成になります。
今回のかまどは2つの炊き口に3つの釜輪という変形タイプのものでした。
















