山梨県 ワークショップ
左官仕事の内容:竈、土壁、焙炉 エリア:山梨県 見延町 施工ジャンル:ワークショップ スタイル:古民家
崩れた焙炉に、もう一度命を吹き込む
山梨県身延町・湯之奥集落の「夜学舎」には、かつて手揉み製茶に使われた焙炉(ほいろ)が3台、壁に沿って造りつけられていました。長年の時を経て完全に崩れ落ちていたその焙炉を解体し、取り出した土と木材を最大限に活かして、1台の焙炉として再生しました。捨てるのではなく、蘇らせる——そんな「もったいない」の精神が息づくワークショップです。
余った土で、竈門も新設
焙炉3台分の材料を1台に凝縮したことで生まれた余剰の土を無駄にせず、お茶の葉を蒸すのに必要な竈門(かまど)も新たに作り上げました。土を練り、形を整え、日干しレンガを作成し、左官の技で仕上げていく作業を、参加者とともに丁寧に進めました。
昭和6年建築の夜学舎で、地域の文化をつなぐ
舞台となった「夜学舎」は、1931年(昭和6年)に村人たちが自らの手で建てた地域の学び舎。かつてはここで製茶や味噌作りも行われていました。その歴史ある空間で、地域内外から集まった参加者が共に汗を流し、湯之奥集落に受け継がれてきた暮らしの文化を未来へとつなぎました。

















